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1994年度重大ニユースピック アップ

*日米自動車霊能戦争2
*男節ビーフ
*眉毛の春
*第二成人制導入
*天然電気
*暴言王ジリノフスキー
*ポストトロール人形
*世界看護婦選手権
*輸入米の安全性
*内臓キャッチャー

■日米自動車霊能戦争2
 事態は国際問題に発展か?
 米軍、霊的防衛に出動

【1994/04/01=光デパート】1月中旬ごろ京都にある貴船神社において、五寸釘に打ちつけられた車の模型が発見されたが、その後の調査においてこの模型が一般に市販されていないクライスラーの「ネオン」であることが判明し、京都府警は悪質ないたずらとして捜査を開始した。

この事件は当初「ネオン」のイメージダウンを狙ったいたずらであると考えられていたが、その後五寸釘を打たれた模型と同じ箇所から製造不良が発覚しネオンが全台リコールとなったことから、事件は一気に国際問題へ発展する様相をみせてきた。

日本政府は「単なるいたずらであり、リコールとの因果関係はない」と表向き平静を装っているが、一方で通産省を通じ秘密裏に各自動車会社の内偵をすすめているもよう。

事態を重視した米政府は国家安全保証会議を招集、ペンタゴンを中心に呪術封殺のための作戦「オペレーション・クルセイダー」を発動する。「オペレーション・クルセイダー」は第七艦隊を太平洋上に十字架状に配置し、艦上からの数千人の牧師の祈祷により呪気を海上封鎖する作戦。

この作戦のためにアメリカ全土の教会が空き家状態となっており、結婚式が上げられないなど市民生活に重大な影響を与えつつある

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■男節ビーフ
 輸入自由化を控え商品差別化に躍起

【1994/04/01=光デパート】高級和牛の飼育現場によっては牛のストレス解消のために畜舎にクラシック音楽を流すところがあるが、このほど山形県の富士牧場では演歌のみを聞かせて育てた和牛「コブシがきいた男節ビーフ」を開発、販売に乗りだす。

「男節ビーフ」の生産畜舎は小料理屋風の作りになっており、若女将に扮した従業員が各カウンターに陣取った牛たちにエサを与える。和牛の飼育場では牛にビールを与えることがあるが、ここではお銚子に入ったぬるめの燗が定番。演歌を聞きながらおちょこをすする牛たちの目にはやがてうっすらと涙が浮かび、北国の哀愁を潤ませる。

東北地方において限定発売されている「男節ビーフ」だが、「男節ビーフでカラオケがうまくなる」「コブシがきくようになる」との噂も手伝い、全国の演歌ファンから引き合いが殺到している。あまりの評判に富士牧場では漁師向け「男舟ビーフ」の生産開始を決定、鳥羽一郎のアドバイスのもと漁船型畜舎の建設にとりかかっている

「好みの音楽に合わせた牛肉を食べたい」との消費者のニーズは洋楽ファンも同じらしく、レコード輸入業者DISK UNIONも牛肉の販売にのりだす。

UK、USAの委託農家によって生産された牛肉は、それぞれヘッドフォンにより特定のアーチストのみを聞かせ続けた専用牛肉。現在、200タイトルの牛肉が用意されているが、DISK UNIONでは今後新譜をいち早く聞かせた牛肉とCDとのセット販売によりさらに売上げを延ばす予定だという。

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■眉毛の春
 今年のパリコレのテーマは「眉毛」

【1994/04/01=光デパート】今年もパリ・コレクションが盛大に行われ、各デザイナーがそれぞれの持ち味を生かし美を競った。

今回のコレクションでは、デザイナーの多くが「眉毛」をテーマに据えており、それぞれの眉毛の演出法を比較するのも楽しみの一つ。

ジバンシーは緑を基調としたパステルカラーが中心。10センチの眉毛を仰角45度に固めたモデルたちが、眉毛の先端に結び付けられたシルクの布を上下させながら歩く姿は圧巻。

やまもと寛斎は得意のプリーツでソフトクリーム状に編み上げられた眉毛を包み、優雅さを演出。モデルに村山社会党委員長を起用したことも話題になった。

こうしたファッション情報に対する反応が早いのが最近のスポーツ選手たち。大相撲では眉毛でまげを結う力士が急増したため、大銀杏まゆげを上位力士に限るなど制度の整備に追われている。

Jリーグにおいても1メートル四方のつけ眉毛を付けたゴールキーパーがイエローカードの提示を受けるなど、突然の眉毛ブームにルールが追いつかない状況だ。

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■第二成人制導入
 「不遇の世代」に法の配慮
 人権問題に発展の可能性も

【1994/04/01=光デパート】政府は先日の閣議で第二成人制の導入を決定、これに伴い法務省を含めた関連各機関は刑法の整備等導入に必要な作業についての検討を開始した。

今回導入されることになった第二成人制は、40歳以上の成人を「第二の大人」として様々な社会的特権を与える制度。税、教育費、住居費等の負担が重く、また自殺者の最も多い過酷な世代に対し人権的バランスを保つため多様な特典を享受できるよう法制面から配慮する。

第二成人に与える社会的特権としては、マリファナの合法化、選挙ポスターへの落書き自由化、芸者を揚げてのモノポリー三昧などが検討されている。また、これを機に39歳以下の第二未成年に対しては駄ジャレが禁止されるもようで、政府は「駄ジャレは40歳から」を標語に駄ジャレ撲滅キャンペーンを展開する。

これらの方針に対し国際アムネスティ日本支部は「駄ジャレの禁止は基本的人権の侵害にあたる」として抗議する姿勢だが、一方無思慮な駄ジャレに悩む「日本駄ジャレ被害者の会」は今回の政府の方針に対し支持を表明しており、第二成人の問題は政府内の論議から広範な人権論議へと裾野を広げそうだ。

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■天然電気
 消費者の本物志向に答える本格派電気

【1994/04/01=光デパート】不景気の中でも消費者の本物志向は衰えることがないが、東京電力はこうした本物志向のニーズに応え、一部地域で高級電気「四万十の清流電気」の実験販売を行う。

高級電気「四万十の清流電気」は、四万十川の清流によって発電された電気を新鮮なうちに家庭へ直配するサービスで、東京電力では電気の鮮度を落とさないように専用のトレーラーを開発しその日使う分の電気を毎朝契約家庭に宅配する。

「四万十の清流電気」に代表される天然電気への需要は、火力、原子力に飽き足らない本物志向の消費者により年々高まっている。特に最近はテレビのグルメ番組などで「天然電気で炊いた電気釜のご飯はおいしい」「天然電気でアイロンをかけると皺ののびが違う」などその効能が注目されており、都内では原子力製電気を天然電気と偽って販売する詐欺事件が横行するまでになっている。

この天然電気ブームを受け、関西の某家電メーカーは家庭用簡易電気清浄機「エレクリンスーパー」を開発、販売に乗りだす。このメーカーによると、火力発電による電気を電気清浄機に通すと天然電気に負けず劣らずの旨みが増し、消費者の目隠しストでは80%の人が天然電気との違いに気がつかなかったという。

また、新宿区歌舞伎町の薬店では「スタミナがつくアマゾン野性の電気」として、電気ウナギが発電した電気の直販を行う店がふえている。夕方になると仕事帰りのサラリーマンが「ちょっと一撃」とばかりに感電し、夜の街に繰り出す光景を歌舞伎町のそこかしこで目にすることができる。

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■暴言王ジリノフスキー
 雑誌インタビューでまたもや暴言
 秘密兵器実用化を裏付けか?

【1994/04/01=光デパート】「ドイツに第二のヒロシマを作ることも辞さない」など暴言の数々で知られるロシア自由民主党党首ジリノフスキーだが、このほどフランスの雑誌社との対談において「パリを第二の名古屋にする」と宣言し、パリ市民を恐々とさせている。

このインタビューの中でジリノフスキーは、セルビアに対するEC加盟国およびNATOの姿勢を批判しつつ、これ以上スラブ民族の権利が侵されるようなことがあればロシアで開発中の「中距離名古屋弾頭ミサイル」をパリに打ち込むことを明言した。

「名古屋弾頭」とは軍事専門家の間で「都市変容爆弾」とよばれる爆弾の一種とみられ、ジリノフスキーの発言は西側情報筋の間で数年前からその存在が示唆されてきたロシアの秘密兵器−あらゆる都市を瞬時に名古屋化してしまう兵器が実用化の段階に入ったことを伺わせる。

事態を重視したフランス政府は大統領直轄の「名古屋化対策本部」を設置し、名古屋化のシミュレーションと対抗策の検討を開始した。シミュレーションによると、凱旋門への しゃちほこ出現、「エッフェル塔」から「テレビ塔」への呼称変更など甚大な影響が予想されるが、なによりもフランスの誇りである料理の伝統が失われることが懸念される。

パリ市内には、名古屋化を見越して名古屋料理とフランス料理の融合を検討する気の早いフランス料理店も現れた。この店ではシェフを名古屋のチェーン店「寿がきや」研修に派遣するとともに、パスタ料理のきしめん化、フォアグラとトリュフの味噌煮込みなど新メニューの開発に取り組む予定とのこと。

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■ポストトロール人形
 トロール人形に続く新製品たち

【1994/04/01=光デパート】昨年はラッキーゴッドとしてトロール人形が流行したが、今年も様々な御利益を呼ぶ人形がマスコットとして女子高生の人気を呼びそう。そのいくつかを紹介しよう。

☆死にかけ人形 小平(シャオピン)くん
中国伝来の不老不死の神。見かけはほとんどミイラだが、1年に1回、春節の時期に突然動きだし皆を驚かせる。
実はロボットもしくはあやつり人形との話もあるらしい。
御利益:金運の発展。ただし、海岸沿いに住む人にしか効かないらしいぞ。

☆わがまま人形 正日(ジョンイル)くん
ポッチャリした体系が魅力。スイッチ一つで3段階に伸びるシークレットソールがお茶目だ。体のどこかにプルトニウムがかくされてるらしい。
御利益:マスゲームの上達。チアガールは必携だ。また、親に見られたくない日記が入っている引き出しにいれておくと、査察拒否してくれるとの噂だ。

☆フテクサ人形 オザワくん
トイレにもちこむと自動的に「傷だらけの人生」を奏でるぞ。
御利益:状況万能型だが、気に入らないことがあるとふてくされて姿を眩ますので要注意。

☆夫婦人形 クリリン&ヒラリン
見かけはタフだが、白い液体に弱いらしい。
御利益:あなたが頼り無いボーイフレンドをもっているならばヒラリンがお勧め。
クリリンは危機状況に滅法強い。学校で煙草を吸っている現場を見られても、クリリン人形さえもっていれば「肺の中には入れていません」の一言でなぜかノー・プロブレムだ。
そんなありがたいクリリン人形だが、所持しているとなぜか「太る」という副作用がある。一度太ったらたいへんだ。毎日ジョギングしても元の体型には戻らないぞ。

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■世界看護婦選手権
 世界を舞台に華麗な技を競う

【1994/04/01=光デパート】国立競技場で行われていた世界看護婦選手権が23日開幕し、世界各地から集った一流の看護婦たちによる華麗な演技が観客を魅了した。

今回注目の寝たきり老人重量挙げでは、ブルガリアのサバチルが7人で世界新記録を更新。サバチルは担架運びでも優勝し堂々の2種目金メダルを獲得した。

カルテ投げでは中国の陳が78m54の大会新で優勝。脈とり耐久レースにおいても中国人選手の活躍が目立った。

日本人選手の活躍が期待される注射部門では、加藤あけみが10回連続の上腕部皮下注射のあと、トリプルアクセルでの大臀部筋注射を決め見事優勝。加藤は規定演技において2回針を折り優勝が危ぶまれていたが、得意のフリーでウルトラCを連発し優勝を勝ち取った。優勝候補と噂されていたアメリカのマイルスは後方3回転からの採血に失敗し、惜しくも2位に終わった。

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■輸入米の安全性
 国会審議で問題に
 消費者の過剰反応戒める声も

【1994/04/01=光デパート】先日行われた衆議院予算委員会のなかで輸入米の安全性に関する質疑応答がなされたが、その中で共産党の中川議員から「カリフォルニア米の中にビーチ・ボーイズの死骸が混入していた」との指摘があり、輸入米の安全性に対する消費者の不安心理を拡大する要因として今後論議をよびそうだ。

カリフォルニア州の水田には収穫期になると波を求めて多量のビーチ・ボーイズが発生するが、収穫後の籾に対しては演歌消毒が行われ、生きたままのビーチ・ボーイズが日本到着時に混入している危険性はゼロに近いと食糧庁では発表している

しかしながら今回、3月到着分のカリフォルニア米3俵の中からビーチ・ボーイズの死骸が発見され、さらにはブレンド米を試食した細川首相が「トイレでサーフィンUSAを口ずさむようになった」との証言もあり、巷ではビーチ・ボーイズへの不安が一気に高まっている。

輸入米に関してはカリフォルニア米へのビーチ・ボーイズ混入の他、中国米へのパンダの死骸、オーストラリア米へのコアラの死骸など異物混入の報告が絶えないが、食料庁では「精米の段階で取り除かれるので問題はない」とのコメントを貫いている。

一方、食文化研究家の中には、「今の日本人は食料に対して潔癖症に過ぎる。かつては新潟米の中によく田中角栄の死骸が混ざっていたが騒ぎはせず、天日に干して角栄を除き米だけ食べたものだ」と消費者の過剰反応を戒める声もある。

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■内臓キャッチャー
 医療機器アミューズメント化へ

【1994/04/01=光デパート】医療機器メーカーである株式会社三光工機はセガと提携し、新世代の外科手術用機器として楽しみながら内臓摘出手術ができるアミューズメントデバイス「内臓キャッチャー」をこのほど発売する。

「内臓キャッチャー」はゲームセンターに設置されているUFOキャッチャーを外科手術用に改造した機械で、2つのボタンを操作することによりキャッチアームを移動し患者の体内から内臓を切除、摘出する。長時間におよぶ手術の際に医師の疲労と緊張感をやわらげ、集中力を持続させるために開発された内臓キャッチャーは、BGM機能を搭載し手術成功時にファンファーレを奏でるほか、摘出した内臓、術式の素早さ等を点数に換算し、ハイスコア保持者の登録名をディスプレイに表示するなど様々な娯楽機能を兼ね備えている。

昨日聖マリア医大で行われたロケーションテストにおける評判はかねがね好評で、ハイスコアを目指し腕を振るう外科医たちにより臨床試験体の患者の内臓は瞬く間に空っぽになるほどの人気だった。

三光工機はアミューズメントデバイス第2弾として、ガン細胞の細胞膜突起に落下する様々なレセプター酵素を組み合わせてガン細胞を消去する「ガン細胞テトリス」の開発を急いでおり、こちらのほうも医療関係者から熱い視線を集めそうだ。

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