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古来より、多くの船乗りが命を落としてきた海は畏怖の対象であり、あまたの伝説を人々の心に刻みつづけてきた。
航海術が発達し、海難事故が格段に減った今日でも、海は多くの伝説を生みつづけている。
現代になお息づく海の伝説を取り上げ、その本質に迫ろう。
乗組員なしに大海を漂流し続ける謎の船。
幽霊船として世界的に有名なのが、マリー・セレステ号である。
マリー・セレステ号が発見されたとき、中に乗組員の姿はなかったが、
テーブルの上には食事が並び、あたかも直前までそこに人間がいたかの
ようであった。一説には、テーブルの上のスープはまだ温かかったという。
その後マリー・セレステ号はイギリスへの曳航中、再び嵐の中に消え、
以来人々の前に姿をあらわすことはなかった。
マリー・セレステ号船員失踪の原因については、船員の反乱説、伝染病説、
とても辛抱強いかくれんぼ説が有る。
また、ごく少数派ではあるが、海の怪物セイレーンの実在を信じ、セイレーン
に船員失踪の原因を求めるものもいる。
セイレーンは、鳥の体に美しい女性の顔、鳥羽一郎の歌声を持つという
伝説の怪物。
そのこぶしの効いた「兄弟船」を聞くと、船乗り達は魅了され、
知らず知らずの内に海に飛び込んでしまうという。
飛行機や船舶が謎の失踪をとげる、バミューダ沖の特定の地点をさす。
この海域で消息を絶った船は100隻を下らず、船のみならず旅客機、
戦闘機までもが海域上空で行方不明となっている。
事態を重く見た米政府は82年に調査団を派遣、実験船を10隻周辺
海域に配置していたところ、驚くべきことに2隻が調査団の前で
忽然と姿を消した。その後には、「探さないで下さい」との置き手紙が
残されていたという。
調査団は船舶失踪の原因を、船舶の精神的ストレスにあると結論づけた。
以来、船舶のオーナーには、船舶のメンタルヘルスチェックが義務づけられている。特に、日本船舶
については、パチンコ依存症による借金地獄に気をつけるよう勧告されている。