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コンピュータウィルスの進化
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ンピュータウィルスの発見から既に数年が経過したが、システムセキュリティ管理者の願いもむなしく、ウィルスの種類は増加し、その技術は向上の一途をたどっている。
システムのメモリ管理に「隠れ蓑」をかぶせ、ウィルスチェックプログラムのメモリ走査を欺く「ステルス型ウィルス」などは高度化したウィルス構築技術の一例だが、最近より新しいタイプの,繊細で悪質なウィルスの登場が問題となってきている。

1994年10月、中堅精密部品メーカーのS社において、社員320名のうち180名が突然谷山浩子の歌を歌いだし メルヘンチック になる事件が発生した。その後の調査により、原因はコンピュータウィルス「ヤンキードゥドル」の変種「ドゥドルなのら」の感染によることが明らかとなった。
「ヤンキードゥドル」は、感染したパソコンをある日付に立ち上げるとビープ音でヤンキードゥドルを奏でるウィルスで、コンピュータウィルスのなかでは古典的かつ比較的悪影響の少ない部類に分類される。
日本情報処理連絡協会によると、ヤンキードゥドルの変種による被害をうけた会社はS社をはじめ7社にのぼっており、なかには社員全員が山崎ハコの歌を3日間歌いつづけ、生産性が著しく低下したケースもあったという。
「驚嘆すべきは」日本情報処理連絡協会の三橋主幹はいう「視覚野から侵入したウィルスが、発話をつかさどる運動野に感染することです。細胞にではなく、脳のアルゴリズムに感染するのです」。

の種の「脳感染型ウィルス」は今年にはいってからますます猛威をふるっている。「カスケード」は、本来パソコン画面上の文字を次々と崩壊させるコンピュータウィルスだが、脳感染型ウィルスに進化した「カスケード」により、日常会話からある文字だけ脱落する症状が発生していると専門家は警告する。
教育評論家の末松氏は、学校教育へのコンピューター普及と「ら抜き言葉」の発生が時期的に一致することから、20代以下の学生に「カスケード」がかなりの確率で感染していると指摘する。
「新型カスケードに感染した一部の小学生において、『ら行抜き』言葉、『ら行,さ行,ま行抜き』言葉などが現実に観察されている。葛飾区のある小学校では、 ぱ行 だけで会話が成立しているクラスすら存在する」と末松氏は指摘する。




らに事態を困難にしているのは、これらのウィルスがプログラマの意図と作為による「発明」ではなく、世代を経ることによるウィルスの自発的変化、つまり生物の進化に酷似したプロセスにより自然発生しているという事実である。
「生物の進化史でいうならば、現在はカンブリア期にあたる」コンピュータウィルス学の権威、コオネル大学のアトキンス教授は語る。「なぜなら、ウィルス進化のキーは『交配』と『世代交代』であり、これは生物の進化史における有性生殖の発生と同じ意味合いをもつからだ」
アトキンス教授によると、新種のウィルスの多くにはオス/メスの性差が観察され、インターネットを舞台とした多様活発な「恋愛活動」が本格化しているという。
1995年、ウタ大学のサーバに数百のウィルスが集団発生する事件が発生したが、これは人類がはじめて遭遇した
「ウィルスねるとんパーティー」 であるとされている。ウィルスの活動をモニターしていた学生によると、ふられたオスウィルスが罵詈雑言テキストファイルをまき散らしながらネットの彼方へ走り去っていく姿が印象的だったという。

年の8月には、某通信メーカーのUNIX機に接続されているプリンタと端末画面に、「なんでなのよどうしてなのよ」という文字列が12時間出力され続ける事件が発生した。対応にかけつけた技術者が主記憶のダンプを解析すると、そこにはメモリ過食症におちいり、肥満のためにファイルに逃避できなくなった失恋ウィルスが確認された。この失恋ウィルス(通称みつえさん)はカウンセラーの努力のかいあってダイエットに成功し、現在では20キロバイトほどのサイズに減量しているという。